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▼評論

絵本づくりトレーニング

筑摩書房
B5 '88
¥1,870(税抜¥1,700)

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●世界で初めての本格的な絵本理論書。本に関わる
基本的なことから、モンタージュ論、実際に作って
学べるおべんとう絵本など、誰でも入りやすく、
奥が深い。絵本作りのノウハウがこれ1冊で見えてくる。
こじこじ映画館

平凡社
A5 '89
¥1780(税抜) 絶版
●キネマ旬報に'81年から'85年まで連載された映画評論集。
子どもの頃の映画の思い出にはじまって、70年代ニュー
シネマから当時の話題作まで、時に絵本づくりの視点と
交差させながら、ときめきを語る。イラスト164点収録。

●集平は『こじこじ映画館』の途中から長谷川集平になったと看破した
評論家がいた。その通り。アラン・タネールの「ジョナスは2000年に
25才になる」(1976年)を観て変わらざるを得なくなった。
次の『絵本未満』まで勉強し直し期。──集平Twitterより 2022年5月31日
映画未満

筑摩書房
A5 '90
¥2,204(税抜)品切
●『こじこじ映画館』の続編で、「キネマ旬報」連載の
'85年から'89年までの映画評論を集めたもの。うさこ
ちゃんと小津調、ロリコンアニメの見方、叔父・浦山桐郎
のこと……絵本作家が独自の視点から綴った、体温の
高い映画ノート。

●キネマ旬報連載中に編集者を通じてぼくと会って話したいと言ってくれた
松田優作、一緒にヨーロッパの教会を見て回ろうと誘ってくれた辻邦生、
結局お二人には会えなかった。ぼくの知の組み替え期間だった80年代は
受洗によって終わる。──集平Twitterより 2022年6月13日
絵本未満

大和書房
B6 '90
¥1,553(税抜)品切
●講演録、対談、書評、時評などの形をとって、本書
には、何か素敵なものを次の世代に渡していきたいと
語る絵本作家のソウルフルな仕事が記されている。
無駄がなく、愛がある。目からウロコ、心から贅肉が
削ぎ落とされそうな一冊。

●表紙のオレが着ているTシャツはあのころ大好きだったガンズ・ン・
ローゼズ柄。それを知らない作家が十字架とドクロと銃と薔薇を深読み
して同性愛を臭わせる評を書いてくれたが、底辺に立つ絵本とロックの
関係を読み取ってほしかった。──集平Twitterより 2022年6月10日
音楽未満

マガジンハウス
B6 '91
¥1,553(税抜)絶版
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●顛末記へ

●音楽を透して何が見える? 自分のちっぽけな
ものさしを捨て、目の前の音楽と真剣に向かいあって
みよう。この本を読んだ後では、今まで知っていた
はずの曲も、聴く者にとって全く違った意味を持って
輝きはじめるでしょう。深い喜びや人生が積め込ま
れた傑作音楽評論集。

●月刊「音楽広場」に連載した文と絵。80年代に自分を変えなきゃと
思って映画と音楽と絵を一から学び直した。理屈っぽいぼくが理屈抜きの
信仰にたどり着く。『映画未満』『絵本未満』『音楽未満』を魂の
旅人の地図に使ってもらえたら。──集平Twitterより 2022年6月7日
絵本づくりサブミッション

筑摩書房
B5 '95
¥1,922(税抜)品切
●『絵本づくりトレーニング』第2弾。今となっては絶版
状態で手に入らない絵本『土手の上で』『とんぼとりの
日々』『青いドッグフーズ』も完全収録されているという
から、ファンには見逃せない。しかも自らの細かい絵本
分析が行われている。
さらに自分を見つめ、深めたい人に。
こんちりさんのりやく・
ロザリオ

キリシタンを解凍する試み

トランスアート
四六判 '00
¥2,000(税抜)絶版

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●慶長8年(1603年)、日本司教ルイス・セルケイラ
によって著され、キリスト教禁教下、口伝や筆写に
よって守り伝えられた教義書「こんちりさんのりやく」
を、集平が平易なことばと解説によって甦らせた。
ロザリオの祈りの唱え方と、集平が長年あたためて
きた「ロザリオ絵本」のためのスケッチを併録。
長崎未満

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '16
¥500(税込)
●1998年6月から2002年5月まで48回にわたって
地元タウン誌に連載したエッセイとイラスト。
長崎に移り住んで10年、バブリーな東京で霞んだ
目のウロコが1枚2枚と落ちていく。

詳細、購入はAmazon販売ページでどうぞ。

Kindle端末がなくても無料アプリで読めます。
上記販売ページの「利用可能な端末」欄で確認ください。 スマホもOK。
長崎定点観測記

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '16
¥500(税込)
●2002年6月から2007年2月まで56回にわたって
長崎新聞の「うず潮」欄に連載したエッセイ。
幅広い読者層を持つ地元紙に発言の場を移すことで
間口と奥行きが広がる。長崎をこんなふうに書いた
ものはこれまでなかった。

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こじこじ年代記

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '17
¥500(税込)
●2007年に西日本新聞に連載された長谷川集平の
クロニクル形式のミニ自伝。1955年生まれの絵本作家が
辿ってきたザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード。
連載時のタイトル・ロゴとイラストレーション10枚も収録。

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読了できない絵本たち

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '17
¥500(税込)
●2013〜2014年に月刊「こどもの本」に12回連載され
たエッセイ。イラストはトクサ文庫のための描き下ろし。
2010年〜2012年に「赤とんぼ通信」に24回連載した
「セミナリヨ別館」を併録。
『絵本未満』(1990年)で示された絵本に対する
ロックンロールな批判精神がさらに深化する。

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道具道

共著:クン・チャン
トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '19
¥500(税込)
●長谷川集平とクン・チャンによるツーピース・バンド、
シューヘーのニューズレター「シューヘー通信」の連載を
まとめた一冊。愛用する道具について書くことで二人の
ライフスタイル、そして「道」が浮き彫りにされていく、
軽味のあるエッセイ集。毎回クン・チャンによるブツ撮り
写真入り。人それぞれの道具道を触発する。

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