通販ブックカタログ

小説 ●挿絵

▼小説

見えない絵本

挿絵/太田大八
理論社
B6変形 '89
¥1,389(税抜¥1,263)

 資料へ
第20回赤い鳥文学賞受賞
長崎で不思議な体験をして目が見えなくなった少年、
樵(しょう)に、おじさんは絵本を読んで聞かせる。
その内容はまるで、少年の秘密を知っているかのようだ。
頭の中では人の声が聞こえるし、いったい何が起こった
のだろう。ぼくの不思議な9日間。
石とダイヤモンド

挿絵/ををうちやすを
講談社
A5 '90
¥971(税抜)絶版
第14回路傍の石文学賞受賞
おおみそか。物置の大そうじをしていた父さんと、
永吉は古いエレキギターを見つけた。父さんは昔、
ロックンローラーだったんだ──。
鉛筆デッサン小池さん

挿絵/永島慎二
筑摩書房
B6 '91
¥1,068(税抜)絶版
第14回路傍の石文学賞受賞
こんなシケた美大予備校の講師だけど、小池さんは
天才だ。ぼくは尊敬している。その小池さんが姿を
消した──。絵を描く。自分を見る。若者たちの、
ブルー・ノートな季節。
光年のかなたデヴォ

挿絵/伊藤正道
理論社
A5 '93
¥1,281(税抜¥1,165)

 ちょっとだけ内容など
●未来の街デヴォに住む12歳の音楽家シラは、何かを
思いださなきゃいけないという考えにとりつかれていた。
そして時間旅行の謎や、子どもの音楽を流行させた音楽
協会にも疑問を持ちはじめる。思い出せ、思い出せ。
ぼくらはなにか、大事なことを忘れるようにしむけられ
てはいないか? 作者が初めてSFに挑んだ問題作。
デビルズドリーム

挿絵/前田秀信 
理論社
A5 '06
¥1,390(税抜¥1,200)

 資料へ
●2年前に両親の離婚で母と二人長崎にやってきた小学
6年のアキ。アキが親友トモネと話すのはインターネットの
掲示板<デビルズドリーム>。そこはふたりだけの秘密の
場所。ふだん学校で言えない本音も言える。でも…。
長崎にまつわる深い歴史にも触れながら、少女の孤独と
心の成長をあたたかく描いた、希望へ連なる物語。
長崎と佐世保で続けて起きた子どもによる殺人事件を
受けて、著者が今この国に生きる子どもたち大人たちに
向けて発信するメッセージ。カラー挿絵も入り、文字色は
ブルーブラック。美しい本に仕上がりました。
泣くなツイ

挿絵/山本益子 
文研出版
A5 '06
¥1,390(税抜¥1,200)
●なぜその犬にツイという名前をつけたかというと、龍次に
ついてきたから。ついてきたからツイ。この本のタイトルを
『泣くなツイ』とつけたのは船場家にやってきたころのツイが
よく泣いたからです。ワンとかわいい声で鳴くのとは別に、
夜、寝るころになると悲しそうにキュエーンキュエーンと
遠くにむかって泣くのです。小さい子どもたちに伝えたい
大切なことが、丁寧にシンプルに語られています。泣いて
笑って心は晴れやか。じんわり感動する、集平の新しい
魅力が詰まった物語。
夜の三角形

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '17
¥500(税込)
●同じアパートに住む幼なじみのショーとマーちゃん。
綿密に計画して作ったふたりだけの秘密のかくれ家が突然
襲撃を受けた! 飛んできた三角定規で額を切ったマーちゃん。
相手は本気だ。いったい誰が、何のために──。
おとなになったぼく(ショー)から、となりのさよちゃんへの
お礼の手紙に綴られた物語。当時まだ児童文学で語られる事の
なかった社会の問題を孕んだ問題作。

1984年に出版された長谷川集平の児童文学第一作。
性善説に頼らないこの作品はこれからも読者に問い続けるだろう。
君は君のままでいいのか? 変わらなくていいのか? と。


詳細、購入はAmazon販売ページでどうぞ。
Kindle端末がなくても無料アプリで読めます。
上記販売ページの「利用可能な端末」欄で確認ください。 スマホでもOK。


●教師の狂気と暴力を書いた集平初めての児童文学書。小さいころから
センセイが嫌いだった。嘘つきだしさ。アブノーマルなとこは教師も
生徒も変わらないが、あっちには権力があるからね。電子本化したが、
紙の本で出しておいてほしい。──集平Twitterより 2022年6月14日
ベガーズバンケット

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '17
¥500(税込)
●長谷川集平のキリスト教文学短編集。カトリック新聞と季刊
メタポゾンに連載した「ベガーズバンケット」は田中雅子、
その他は著者自身によるイラストレーションを添えた。

1987年のクリスマスに32歳で洗礼を受けました。それからゆっくりと、
あるいは急に、行きつ戻りつしつつ、ぼくの心を占めてきたカトリック
信仰から生まれた物語たちです。
児童文学のアンソロジーのためのもの、新聞や雑誌に書いたものなどを、
短編集でもあり全体がひとつの作品でもあるように構成したつもりです。
──著者あとがきより


詳細、購入はAmazon販売ページでどうぞ。
Kindle端末がなくても無料アプリで読めます。
上記販売ページの「利用可能な端末」欄で確認ください。 スマホでもOK。
鉛筆デッサン小池さん

トクサ文庫
(シューヘー・ガレージ)
Kindle本 '17
¥500(税込)
●ヤングアダルトを対象にした筑摩書房・ちくまプリマー
ブックスのための書き下ろし小説。電子本化にあたって
文章を洗い直し、挿絵も著者自身が新たに描いた。

第14回路傍の石文学賞受賞
こんなシケた美大予備校の講師だけど、小池さんは天才だ。
ぼくは尊敬している。その小池さんが姿を消した──。
絵を描く。自分を見る。若者たちの、ブルー・ノートな季節。


詳細、購入はAmazon販売ページでどうぞ。
Kindle端末がなくても無料アプリで読めます。
上記販売ページの「利用可能な端末」欄で確認ください。 スマホでもOK。

▼挿絵

newspaper version
エイジ
 1998.6.29〜8.15


作/重松 清
朝日新聞社
A5 '99
¥1,200(税抜)絶版

 資料へ
●99年度山本周五郎賞受賞作品『エイジ』のオリジナル版。
98年6月29日から8月15日までの朝日新聞連載時の
イラスト41枚全部収録。
連続通り魔事件の犯人「少年A」はクラスメートだった。
揺れる中学生活のなかで見つめる「大人」でもなく「特別」
でもなく「フツー」な自分……。14歳の少年エイジをめぐる
家族と友情と愛の物語。主人公と同じ、中学生くらいの
人に読んでほしい一冊です。
ブックデザイン=シューヘー・ガレージ
[通販カタログもくじページ]へ
[申し込みページ]へ