アイゲリ!

コラム20
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●4月16日
ビンケンの聖ヒルデガルトやアシジの聖フランシスコに興味を持つのと同時に中世の音楽熱再燃。中世が冷凍保存されたようなアイルランド音楽にも同じ要素があることに前に気づいたんだけど、そこいらをもう一度掘り下げたくなってきた。
La Volta, 16th century dance
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●4月21日
素敵な笛吹き発見。シルク・グウェンドリン・シュルゼと読むんだろうか、ドイツ生まれ。「THE MEDIEVAL PIPER」というアルバムを去年の秋に出してる。全部ソロで、3穴2本や2管、パイプ&テイバーも上手い。培われてきた古楽とケルトの土壌に咲く花。
THE MEDIEVAL PIPER - Silke Gwendolyn Schulze


NAXOSのサイトによると「ジルケ・グウェンドリン・シュルツェ」と読むそうです。ジルケさん。

おっと、ヒルデガルトの曲も演ってるね。つながってきたぞー!
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●4月22日
パイプ&テイバーは笛と太鼓。世界中に笛太鼓の音楽がある。ファイフ&ドラムという呼び方もある。日本にもいろんな形である。ひな祭りの「♪五人囃子の笛太鼓」も長崎くんちのシャギリもそう。技巧の凝りようのない一人笛太鼓の伴奏でダンスを踊った中世ヨーロッパの呑気さにあこがれる。

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●4月24日
ジルケさんのソロ・アルバム「The Medieval Piper」聴きました。大推薦。古くて新しい一人笛太鼓。ブックレットには中世の旅芸人の絵。遠くて親しいところに連れていってくれます。
ジルケさんのホームページ
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●4月30日
一人笛太鼓&操り人形の動画はまだ見つけられないけど、二人のはありました。夫婦かな、のどかでいいね。人形は中世〜ケルトの足(タップ)ダンス。

【pipe and tabor and jig doll】


手風琴と操り人形(コンサーティーナとジグ・ドール)。こういう路上パフォーマンスは街を楽しくするね。

【Jig Doll with Chas Jacobs playing Wakker Haydon Duet Concertina】


2011年に始まった野母崎古里の鯉のぼり。今年もシューヘー・ガレージの3人で出かけて、ぼくは風に吹かれながらホイッスル吹きました。海の向こうに軍艦島が見えます。

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●5月1日
縁日で売ってる竹製6穴の縦笛。ホイッスルと同じように吹ける。キーはC。それを3穴のテイバーパイプに改造。上の3穴をセロテープでふさぎ、下の3穴だけで吹けばいいのだが、下から3番目の穴を親指用に裏に開け、表の穴をセロテープでふさぐと運指が楽。左手に笛、右手にバチ(逆もOK)で一人笛太鼓!



3穴テイバー・パイプの運指表。これはD菅なので、縁日笛などのC菅は1音低くなります。

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●5月10日 パイプ&トライアングル




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