1998年10月24日、25日
「絵本づくりワークショップ」アンケート
- 以前、先生の本を(トレーニング)読んだことがあり、おべんとう絵本のことは少し知っていました。が、いざ作ってみると、なかなか……。
素直に作ろうという気持ちと、上手く作ろうという気持ちと混乱しました。
先生の本は何回も繰り返し読みたくなります。それが目標です。
人に何かを伝えるというのは難しいことですネ。だから今回は自分のために何度もくりかえし読んで、その度に違うストーリーが湧き出てくるようなものをつくろうと思いました。それでもなかなか……。
今回は友人に「絵本は哲学ヨ」と言ってきました。
「ムズカシくない、カンタンでもない」が今日の感想です。
- 楽しかったです。ただの黒いまるにあれこれ想像をめぐらせるのも楽しかったし、他の方のバラエティーにとんだ作品をみるのもおもしろかったです。
小さい頃、何度も母がいっしょ読んでくれたブルーナの絵本の話、とても興味深くききました。
私は現在、小学校の教師をめざして勉強中です。将来子ども達にたくさん絵本を読んで(みせて)あげたい。機会を作って"おべんとう絵本"をいっしょに作りたい、と思っています。
- 「自分が絵本をつくる」うれしいような、不安なような。でも、できた。とってもうれしい。やればできる。こうやってかたちになった本をなでていると、自分の人生をなでているみたい。うーん、はまりそう。(後略)
- (前略)最初のお話から実際の絵本作成まで、とても興味深く、参加してよかったと何度も思いました。私にとって未知の世界でした。
他の人と交換するのは、とても良い方法だと思いました。私たちは、少なからず(ド素人なりに)良い本、すばらしい本を作ってやろう! みんなを驚かせてやろう! という野望のようなものを抱いていると思います。他の人と交換すると、その野望が砕かれ、素直な、自分の気持ちで絵本と向き合える様に思います。
- 普段、何げなく読んであげている絵本の専門的な見方、つくり方、知ることができてよかったです。時間がたつのを忘れてしまいまいた。特におべんとう絵本はほんとに楽しかった。心がときはなたれていくような、ここちよい時間でした。ありがとうございました。
- 子供に、自分の持ってる何か一番いいものをあげれるような絵本を描いてみたいと思いました。絵本の基本みたいなのを勉強できてすごくよかったです。
- このワークショップに来ようと思った動機は、「わあ、おもしろそう」でした。が、初日このアトリエに来て「うそー、なんかすごいことしなきゃいけないのかなぁ」と、かなりかまえて緊張してドキドキでした。でもお話をきいて少し安心。そして丸を書く頃にはドキドキがうきうきに変わってました。初日の夜は家に帰って「話がつづかんー」と言いながらも想像することをたのしんでいました。なんともしれない丸がいろーんな話を生み出すんですね。とっても勉強になりました。機会をみつけて今度は子どもたちといっしょにしたいなーって思っています。2日間ありがとうございました。
- 美術館は今まで見るものだと思っていたので、今回のワークショップはとても新鮮だった。
何かを作るのは中学の美術以来で、少しどきどきしました。また、10代から50代まで、年齢、職業様々で違った感覚、視点をかいまみることができて良かった。今迄読んだことのない父親的な絵本は心に残る言葉、シーンがたくさんありました。有意義な2日間が過ごせました。ありがとうございます。
- おべんとう絵本って、作るのも面白いけれど、他の作品を見るのがもっと面白いです。黒丸って本当に色々なものになっちゃう。
今、小学校で読み聴かせのサークル活動で子供たちと絵本を楽しんでいます。このおべんとう絵本の手法で、違った視点で活動できるのでは、と思いました。
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