友部正人+シューヘー・ライブ、よかったよ。
6月6日、土曜の夜に長崎市の"御飯"という店で友部正人さんとシューヘーの初ジョイント・ライブがあった。
前日の夜、来崎した友部さんとお酒を飲みながら打ち合わせして、セッションをやろうということになった。友部さんとのセッションは、集平はいくどか経験があるものの、シューヘーとしては初体験。
いよいよ当日、15分遅れて始まった6時45分、畳敷に満員のお客さんが座って、ステージとなった縁側を取り囲む。まるでお盆におばあちゃんちに集まった親戚のようだ。
そんな不思議なシチュエーションにも関わらずシューヘーはマイペースで演奏を始める。一曲目「夜の三角形」がおばあちゃんちをライブハウスに変える。「ロックンロール・マジック」「あなたのお名前」「危険な兆候」など、10曲を演奏して、友部さんにバトンタッチした。
友部さんの歌は曲を追う毎に集中力のある力強い表現で、聴く者をぐいぐいと惹きつける。「遠来」「どうして旅にでなかったんだ」など、なかなか聴けない名曲や、新曲も飛び出した。
アンコールでシューヘーが加わって「ガーディナーさん」シューヘーの希望で「夜は言葉」の2曲をセッション。集平は久しぶりにフラット・マンドリンを弾いた。サビのところでは3人のハモリもキマったよ。
それでも拍手は鳴り止まず、2度目のアンコールに応えた「一本道」、友部さんの声が中央線とともにお客さんの胸に突き刺さった。