はせがわくんきらいや 復刊ドットコム A4 '03復刊 ¥1,980(税抜¥1,800) 資料へ ★絵はがきセット発売中 |
●1976年、第3回創作えほん新人賞受賞。 絵本界にセンセーションを巻き起こしたデビュー作。 何度も復刊と絶版を繰り返し、数年間の沈黙が続いていたが、 '03年7月、ブッキング(現・復刊ドットコム)より復刊。 約50年前に描かれたものなのに、ぜんぜん古ぼけていない、 むしろ新しい。必読書。 ◎2024年9月、増刷にあたり決定版と呼べる本ができました。 | |
とんぼとりの日々 復刊ドットコム A4 '04復刊 ¥1,980(税抜¥1,800) 資料へ |
●男の子ならこんな体験あるんじゃない? 今はどう? 1977年、絵本ブームのただ中に放り投げられたとんぼとりの シンプルなワナ。読者の復刊リクエストによってふたたび 投げ込まれます。子どもたちに生と死の問題を突きつけられた われわれの中に。---帯より | |
トリゴラス 文研出版 A4変形 1978 ¥1,650(税抜¥1,500) 資料へ |
●空でびゅわんびゅわん鳴っている音は、トリゴラスにちがい ない。男の子の想像する鳥の怪獣は、街をめちゃくちゃにし、 かおるちゃんを見つけると、「よっしゃ、これでええ」と 連れ去ってしまう。発売当時から男性の熱狂的ファンが後を 絶たないというのもうなずける作品。 | |
青いドッグフーズ 北宋社 A5 1980 ¥1,200(税抜) 絶版 |
●初めて試みた本格的な大人のための絵本。 男と女のせつない物語。 「エロスのリリシズム!! ぼくたちのはじまり。」---帯より 常に新たなチャレンジを続ける集平の実験作。 『絵本づくりサブミッション』に収録。 ●絵本は児童書という決めつけに対抗してアダルト絵本を描いたのだが、 児童書コーナーに並んでいるのを見て、こりゃ時間がかかるわと思った。 もとは月刊「話の特集」に載せた短編。締め切り前に点描をクンが 手伝ってくれたっけ。──集平Twitterより 2022年6月11日 | |
日曜日の歌 好学社 B5 1981 ¥1,228(税抜¥1,117) 資料へ |
●何をやってもあんまりうまくいかない親子の、さえない日常が 描かれている。イタズラしたり、怒られたり、映画館で泣い ちゃったり。よく見るとなんだかうちの食卓みたい、という方も 多いはず。思わず自分とダブってしまい、おい頑張れ! と 言いたくなるのだ。 | |
7月12日 あかね書房 B5 '08復刊 ¥1,650(税抜¥1,500) 資料へ |
●1981年作品の復刊。 7月12日はゆみちゃんの誕生日。 長谷川くんと田中くんを家に招待します。 対照的なふたりの男の子とゆみちゃんの特別な一日。 「ねえ、お母さん、田中くんと 長谷川くん、どっちが すき?」 「あんた、長谷川くんのこと すきなんでしょう?」 ドキン、と わたしの しんぞうが うごきました。 「わかる?」 | |
夏のおわり 復刊ドットコム B5変形 '16復刊 ¥1,760(税抜¥1,600)品切 |
●友だちのお父さんが得意げに話してくれた、戦争の話。 怖い、でも思わず聞いてしまう少年さとる。 何気ない日常の中に垣間見れる、異様な空気。 彼の中には、しだい次第に狂気が積もっていく。 ダダッ ダダッ ダダッ 1979年に発表、1982年に単行本化した絵本に、 新たに書き下ろしたあとがきを加えた新装版がついに復刊! 戦争を美化する巨大な嘘=狂気はぼくらの心に忍び込みます。 さとるがダダッダダッと見えない敵を撃ちながら走る先に明日があり、 未来があります。その未来を、 今ぼくらは生きています。(あとがきより) | |
アロくんとキーヨちゃん ブックローン 20×20cm '90 ¥1,068(税抜)絶版 資料へ |
●60年代のアメリカで、「緑になろうよ」と書きそえて、 レオーニの『あおくんときいろちゃん』を恋人に贈るのが 流行したという。 ならば、集平の『アロくんとキーヨちゃん』にはこう書き そえて贈ればいい。「黒になろうよ」 新たな試みにより、 絵本はここまで進化した。 | |
とんぼとり 温羅書房 A4 '94 ¥1,748(税抜)絶版 |
●名作『とんぼとりの日々』('77年)が作者自身の手で リメイクされた。生と死の在り方を見透かしたこの絵本の 画面展開は前作を凌ぎ、語り口は色濃く密度を増している。 そしてポップになった。本作に初めて出会う子どもにも おとなにも、まっさらな感動を呼び起こすだろう。 ●映画や音楽のように絵本にもリメイク版があっていいと思うんだ。 『とんぼとりの日々』(1977年)と『とんぼとり』を比べると いろいろなことが見えてくると思う。この17年間でぼくが何を得て 何を失ったかも。2冊とも出しといてほしい──集平Twitterより 2022年5月30日 | |
パイルドライバー 復刊ドットコム A4 '04復刊 ¥1,760(税抜¥1,600)品切 資料へ ・忌野清志郎さん推薦文(帯) ・'95年出版当時の挟み込みより |
●'04年待望の復刊! ブンくんの頭の中はいつもエッちゃんのことでいっぱい。 なのにいじわるばっかりしてしまう。プロレスおじさん からの真のメッセージ 「人間はどの人間もアブナイ」。 ──エイゼンシュテインが、(中略)モンタージュは衝突だ、もっとダイナミックな ものなんだ、と力強く宣言したように、ぼくも絵本はもっと力動的になれるんだ、 だってそもそも人間がそうなんだもの、と言い続けていたいのだ。(中略) だれもがもともとアブナイ存在だということ。それに気づくことが人間理解の 第一歩だとぼくは言えるようになった──集平 | |
すいみんぶそく 童心社 B5 '16復刊 ¥1,540(税抜¥1,400) 資料へ |
●「ぼくが殺したムエタイキッドは、リセットボタンで 生きかえる。だけど、おじいちゃんは霊柩車に乗せられて 行ったきり、帰ってこなかった。ぼくらはみんな、ああやって、 行ったきりになるんだろうか。おじいちゃんのいない家。 ケンタロウが睡眠不足になったそのワケは? 生死や愛について悩み考える少年の姿を、生々しく描いた傑作。 1996年作品。20年ぶりに復刊! | |
あしたは月よう日 文研出版 A4変形 '97 ¥1,320(税抜¥1,200) 資料へ |
●1995年1月17日、休日明けの火曜日の朝 淡路・神戸を中心に大きな地震がありました。 大変な被害があり、多くの人が亡くなり、傷つきました。 この絵本は、その朝まで、おだやかなふつうの生活を送っていた 方々にささげたいと思います。ありきたりの休日が、どんなに 大切なものだったか わたしたちは思い出すことができます。 (まえがき より) | |
ホームランを 打ったことのない君に 理論社 B5 '06 ¥1,320(税抜¥1,200) 資料へ |
●'07年第12回日本絵本賞受賞・よい絵本 始める前からあきらめるのかい。 夢見るだけにしとくのかい。 絵本作家・長谷川集平 30年目のメッセージ 試合でちっとも打てないぼくは、野球部出身の仙吉に出会う。 ぼくもいつかホームランを打つ。あきらめずにがんばろうと 誓うのだった…。 夢にむかって歩き続けることの大切さを、野球が大好きな少年と 野球を愛し続ける青年の交流を通してえがく。(理論社HPより) | |
大きな大きな船 ポプラ社 AB版 '09 ¥1,200(税抜)品切 資料へ |
●「ぼく父さんに母さん役までやってほしいと思わないよ」 ──母親不在の中、父と子が少しずつお互いを認め合いながら、 新しい一歩を踏み出します。 サクラマット水彩の赤・黄・青(三原色)だけで描かれた 絵の透明感が心地よい。思い出してはつい口笛吹いてしまう メロディのような絵本です。 『ホームランを打ったことのない君に』ではちっぽけなわれわれの 素敵な夢について語った作者が次に何を描くのか。青い海に浮かぶ 白い船……この歌謡曲のような、古い絵本のようなモチーフに込め られた新鮮な集平世界に読者は「やられた!」と顔をほころばせ、 夢をもっと遠くまで追うことになるでしょう。 | |
トリゴラスの逆襲 文研出版 A4変形 '10 ¥1,430(税抜¥1,300) 資料へ |
●おとうちゃん、またや トリゴラスや びゅわんびゅわん かおるちゃんを さらっていった トリゴラスが ふたたび まちに あらわれた。 こんどは なにを さがしているのだろう……。 32年ぶりに描かれた『トリゴラス』の続編! | |
小さなよっつの雪だるま ポプラ社 145×170mm '11 ¥1,200(税抜)品切 資料へ |
●小さなよっつの雪だるまをめぐり、生きていることの幸せや、 命をつないでいくことの尊さを、やさしく静かに語る、 長谷川集平の新境地。 小学生の女の子が中学、高校、そして故郷を出て美術学校に入ります。 働き、結婚し、子を産みます。そしてその子が大きくなる日のことを思います。 わたしたちの日常の積み重ねをあたたかな眼差しでみつめながら、大切な一瞬 一瞬を描いた味わい深い物語。構想から約2年、その間に大震災と原発事故を 経験して、絵本はいっそう意味深いものになりました。 クリスマスや誕生日のプレゼントにもどうぞ。 | |
れおくんのへんなかお 理論社 B5 '12 ¥1,320(税抜¥1,200) 資料へ |
●ぼくは、れおくんのへんな顔の百連発に笑わされてばかり。 どうして、ぼくにばかりへんな顔をしてみせるんだろう? 笑いの向こうに見えてくる信頼や敬意、連帯感…… 日常の中で友情の絆が生まれる様を鮮やかに描く。 ●編集者コメント…… 子どもの表情をこれだけ生き生きと描ける作家は いません。「笑い」は現実を切り開く力を持っている、と今こそ思います。 | |
およぐひと 解放出版社(えるくらぶ) B5 '13 ¥1,760(税抜¥1,600) 資料へ |
●東日本大震災は 終わっていない 失ったものの大きさに慄然とする 報道をはじめ私たち大人は 何をしただろう 何ができるのだろう 自宅に戻りたい人 遠くに行かざるをえない人 私たちは何を求めているのか 子どもに語る「3.11」 心の奥深くに鋭く問いかける長谷川集平の絵本世界 | |
アイタイ 解放出版社(えるくらぶ) A5 '14 ¥1,595(税抜¥1,450) 資料へ |
●キョウ アルイテイテ ミタンダ ブキミナ クモガ ソラヲ オオッテイク ツイニ キタカ 男と女。ある日、彼の上に不穏な黒雲が広がる。 覚悟を決めたとき、無性に会いたくなる人がいる。 時同じくして彼女も彼を想い会いたいと願う。 こんな時代のラブレター。 一番会いたい人にプレゼントしたくなる絵本。 原画はホワイトボードを引っ掻いて描いた線画を錆びさせて、 デジタルで着色。ダイモ風文字はフォトショップで作成。 | |
あなに 解放出版社(えるくらぶ) B5 '15 ¥1,760(税抜¥1,600) 資料へ |
●集平さん、素敵な返球ありがとう! 穴に埋められた40年の年月が、絵本の中で今日の青空に溶けていきます。 谷川俊太郎 ──帯より おとうさんが来ても、おかあさんが来ても、妹のゆきこや 友だちのしゅうじに誘われても、ひろしと転校生のしろうは キャッチボールしつづける……。 『はせがわくんきらいや』と同じ1976年に出版された『あな』 (谷川俊太郎 作・和田誠 画・福音館書店)へのオマージュであり、 キャッチボールの絵本であり、『およぐひと』『アイタイ』に 続く絵本でもあるという、集平らしい作品です。 | |
天使がいっぱい 光村教育図書 B5変形 '15 ¥1,430(税抜¥1,300) |
●「天使がいつも見守ってくれてるって」 3日降り続いた雪がやんだ夜、サイちゃんは大好きな マコおばちゃんと散歩にでかけます。 「サイちゃん、ほら、寝ころんでごらん。気持ちいいから」 「ほんと、気持ちいい。なんか、あったかい」 初めて聞くおばさんの話が、少女の心に思いもよらなかった 安らぎを与えてくれます。 | |
むねがちくちく 童心社 B5 '15 ¥1,540(税抜¥1,400)休版 ◎在庫あります 資料へ |
●「リリちゃん、いまどこ?」「すいぞくかんのまえだよ」 「ええ!どうぶつえんじゃないの?」「なにいってるのよ」 リリちゃんは電話をきってしまいました。 わたしのせい? なみだがでて、とまりませんでした。 むねがちくちくいたみました──。すれちがって、 また仲直りして、泣いて笑って生きていく子どもたちを描く。 | |
ファイアー 理論社 B5 '20 ¥1,540(税抜¥1,400) |
●夜中にサイレンの音で目を覚ましたショウ。 ベランダから見ると、かおるちゃん家の近くで炎が 上がっていた。翌日、「怖かったよ」と言って、 火事のときのことを話しはじめるかおるちゃんが、 ショウには急に大人っぽく感じられるのだった……。 (出版社より) |